どうなっちゃうのかな、日本

今日出会った患者さん。
30代男性の方。無職でご家族はなし。つまり、結婚していないし、ご両親もなく、親戚も疎遠らしい。住所なしでいわゆるネットカフェ難民みたいな生活だった模様。パチンコ屋さんで倒れ、救急車で運ばれたとき、ひどい貧血であることがわかり、輸血を受けなければならなかったそう。
30代といったら、まさにばりばり働いて、日本の経済を支える一人になっていないと、こまる年代なのに。

彼とお話しした時間は余りに短かったけど、少し内向的なイメージをうけたけど、いわゆる普通な人の範疇に見えました。

彼が、悪いのか、彼のような人を雇うことができない社会が悪いのか。
勤労人口が減ってきているのに雇われ口も減っている悲しい現実。
支える人が支えられてる・・・だいじょうぶか、ニッポン!