体質

先日のブログで、私の弱った胃がコーヒーを受けつけなくなる話を書いていて、思い出した話があるので、書いてみようと思います。

胃につながる腸に関しても、私、もともとそんなに強くなくって、すぐに「おなかがゆるく」なる体質です。
子供の頃は逆だったのですけれども。
そして、おなかがゆるくなるタイミングは、朝が圧倒的に多いんです。あと、あぶらっこいものを食べた後。


ある日、朝食を食べ、いつものように出勤するのに車で走行していたときに、「急激に」痛みが襲ってきました!

こういうときって、ホント、急に来ますよねぇ・・・

で、私は周囲にあるコンビニに飛び込みました。

しかーし。そのコンビニにはトイレがなかった・・・

車でもう数分走れば別のコンビニがあるのを知ってはいたものの、再び運転するだけの余裕は、正直ない!

私「・・・・すみません、トイレを貸していただきたいのですが・・・」

店員「当店にはありません。

私「ちょっと、おなかを壊していて・・どうしても、だめですか?」
店員「・・・それなら、従業員用のトイレをお使いください。」


やった〜助かった!と思ったのですが・・・

店員「店を出て右に曲がって、階段を上って、そこから、・・・


・・・切羽詰まっていて、覚えられん!


外に出てみるも、案の定、全然わかりません。


・・・非常事態まで、時間的余裕なし!


おなかのカラータイマーが点灯し始めています!!

ウルトラマン状態


そこで、私は暴挙にでました。

目の前にある、民家のチャイムを押したんです。

ビンポーン。

・・・・・応答なし。

隣の家のチャイムを、ピンポーン。

「・・・・はい?」

・・・・・・何て、言おう?

「すみません、通りすがりのものですが・・・・・トイレを貸してください!!」

「えっ!?」

しばらくして、すんごい不審な顔つきのおばさんが、それでも一応出てきてくれました。

不幸なことに、玄関先にトイレがなくって、居間を通過することとなり・・・居間にあるベッドにいたおばあさんがやっぱり不審半分、心配半分の顔でこちらを見てました・・・

で、トイレで苦しむこと約15分。

落ち着いたところで、出て行くと・・これは、本当に具合が悪いんだ、と理解してくださったおばさん、親切にも、

「何か薬もってこようか?」
「本当に大丈夫?」

と、今度は100%心配そうなお顔。

人の温かさを感じた朝のひとときでした
朝のひととき、というには、あまりにも切羽詰まってましたが。


・・・すごーく恥ずかしかったのですが、翌日、再度そのお宅に行ってお礼の品を置いてきました。

その際、チャイムを押して、

「あのー、昨日お世話になった通りすがりのものですが・・・」

と、名乗ったのが、また恥ずかしかった・・・


以降、出張帰りにフライドチキンをたらふく食べてしまった後、あるいは香港に着いた日の夜、中華料理をうまいうまいと平らげた後など・・・同様のエピソードが複数回ある私は、今、朝ご飯をおにぎりにして、「ゆるくなっても」到着地のトイレに駆け込めるタイミングを見計らって車の中で食べる生活を送っています・・・。