麻薬おにいさん

私の職場では、患者さんに「麻薬」を使用することがあります。
もちろん、医療用のもの。

麻薬はその扱いなどが法律で厳しく決められているので、使うときには様々な手続きが必要です。
ウチの職場の場合、担当の薬剤師さん(笑顔のステキな優しいお兄さん風の方です)にオーダーして準備してもらい、実際使用した後で量などを記載した書類に捺印し、残り分と共に返却してます。


薬剤師さんへのオーダーは時間が決まっていますので、うっかり忘れてしまったりすると、大変。


なので、こんなシチュエーションを妄想しました(^_^)
実話ではないけど、ありうるかなぁ、と。
それは・・・



夜の繁華街。携帯に後輩から電話が。
後輩は焦って相談してきますが、解決することだと分かった私は笑顔になり、いつものようにデカイ声で答えた。

「・・・あ〜、それ、大丈夫だよ、あの麻薬のおにいさん、優しいからさぁ・・・約束の時間過ぎてても、ちゃんと麻薬用意してくれるって。・・・・うん、量は希望通りで大丈夫・・・直接会ってさぁ〜、すみません、お願いしますって頼んだらいいよ・・・じゃあ、そういうことで。」


・・・・・電話を切って周りを見ると、数人のおまわりさんに取り囲まれていて・・・

「ちょっと、署までご同行願えますか?」


あ〜、ヤバイヤバイ、医療界の常識は、世間の非常識。
気をつけようっと(^_^;)