昨日のお稽古

毎週金曜日は「お茶のお稽古」の日でもありました。

あれ、前のブログ(新人歓迎会 - つれづれなるままに・・)で「新人歓迎会」だったって言ってなかったっけ、と思われる方もおありかと思うのですが・・・

私のお茶の先生は、とっても寛容な方で、仕事で忙しい(今回は宴会でしたが・・汗)私たち子弟が、
かなーり遅い、はっきり言って常識知らずの時間にお邪魔するのを了解してくださっているのです。

で、今回の場合は、宴会の終わった後にお邪魔した、という訳です。


お邪魔した具体的な時間は・・・21時頃だったと思います・・・人のお宅にお邪魔するには、超おそーい時間ですよね。
そこからお茶のお稽古をするわけで。あり得ない時間であるのは、私も承知しております・・・


今回は5月に入って始めてのお稽古。すなわち「風炉」のお点前の初稽古だったんです。
(「風炉」と「炉」のお点前については過去の記事をどうぞ 2010-04-01 - つれづれなるままに・・

基本は同じとはいえ、いろいろと違う点も多いため、ベーシックな「平点前」で、まず慣れる、ということだったはずが、

先生は、折角だから、「長緒(茶入)」のお点前なんで、どうですか・・・と。

この「長緒(ながお)」というのは、茶入(ちゃいれ)というお抹茶を入れる容器を入れるための布の袋(仕覆(しふく)と言います)の1つなんですが、
なんせ、袋の口を閉める紐が、ながーい(文字通り、長緒)ので、その扱いがえらい大変なんです。私にとって。

先生が、「ここをこう丸めて、こう折って・・・」とその作法を教えてくださるのですが、何度聞いても、

「あれっ・・違う・・汗」


「今度はOKだと・・・


あれっ、やっぱり違う・・大汗」


のオンパレード。

何度やっても、覚えられない、苦手なお点前なんです。
得意なお点前は、ないですが・・・

そんなこんなで、ただでさえ、半年ぶりの「風炉」のお稽古で、

柄杓(ひしゃく=お湯をすくう道具)が小さい(炉では大きめのものを使う)

とか、

柄杓の置き方がいくつもあるー(置き柄杓、切り柄杓、引き柄杓・・・今回のお点前では3通り。炉のお点前ではたったひとつ)

とか、お久しぶりなことが多い中、

結構、風炉のお点前を堪能できました・・・・うぅ・・・やっぱり今回も、何回も間違えちゃった。