昨日のお茶

昨日のお点前は、「四ヶ伝」より、「盆点(ぼんだて)」。
先週行ったお点前と微妙に似ているけど、お盆を使うので、やっぱり違う・・。

で、先生とお話ししていたことは、

「一番難しいのは、小習(こならい)のお点前である」
ということ。

「小習」は、お茶を始めたばかりの人がまず習っていくお点前を学ぶことができる許状です。
でも、初心者向けだから、簡単、と考えるのは尚早!

「四ヶ伝」以上のお点前は複雑にはなってきても、お点前のやり方にバリエーションはなし。
勝手な変更は許されません。

しかし、「小習」には相手の状況などに合わせて気を利かせて変えていく、といった「気働き」をすること、つまり、ある程度のバリエーションが許されるんです。
なので、かえって難しい一面が出てくる。

うまく気を遣ってあげることによって、「おもてなし」がよりよいものになる。

どうすれば、よりよい「おもてなし」ができるか。

それは、お茶を点ててもてなす「亭主」の「気働き」にかかってくる・・・

やっぱり、難しいと思います・・・