歓迎会と茶名襲名
今日は新人さんたちの歓迎会がありました(^_^)
今年の新人さんたちは4名。個性的な先生が多い気がします。
どんなカンジで育ってくれるのか、楽しみにしたいと思いますし、どういうふうに自分が学んできたことやフィロソフィーを彼らに伝えるか、いや、伝えることが出来るか、毎年ながら考えるところです。
ちなみに、今日のお店は元お寿司屋さんという、居酒屋さん。
海産系のお料理一色でした(^_^)
ちょっぴり苦手なカニ料理も出ましたが、美味しく頂けました(^o^)
で、宴会が終わってからまっすぐ向かったのは、お茶の先生宅。
宴会の後のお稽古です(^_^)
宴会の後なのに関わらず、いつも行く時間と大差ないのはどういう事だ・・・?
で、今日、申請していた茶名(ちゃめい)を頂くことができました(^o^)
茶名とは何か?
ネットで調べると、「極意を皆伝された茶人に付ける名前」とありました。
極意・・・スゴイ書き方ですが、そんな感じになるんですねぇ・・・
この茶名、お家元から名前をつけてもらう事になっていて、最初の一字は「宗」と決まっています。なので、「宗◯」という名前になるんですが、この◯に入る文字は大体が名前の最初の一文字になるケースが多いようです(例えば、花子さんなら「宗花」とか)。でも、どうやら皇室にいらっしゃる方の名前とかぶる場合、文字を替えられたり、名前の2番目の漢字になったり、となるのが通例のようでした。私もそのケースが当てはまったようで、一番目の文字は避けられてました(^_^;)
ところで、茶名を申請するには、どうすればよいのか?
実は、ある程度の「許状」を頂いてからじゃないとできないんです。
ひょっとしたら過去の記事で触れたことがあるかもですが、改めて説明しますね(^_^)
私が習っている裏千家でお茶を習うときは、「許状」を貰ってから学び始めます。これは、稽古の各段階ごとに学ぶことを許可する「許し状」のことで、身につけて学び終えた証(あかし)、すなわち修了証やライセンス(免許)を意味するものではないんです。
でも、これってライセンスと区別がつかんし分かりにくいっていう声も多かったらしく、平成12年から資格制度も取り入れたそうです。
で、その対応を以下に示してみます。
1.初級:許状は「入門」「小習(こならい)」「茶箱点(ちゃばこだて)」
2.中級:許状は「茶通箱(さつうばこ)」「唐物(からもの)」「台天目(だいてんもく)」「盆点(ぼんだて)」「和巾点(わきんだて)」
3.上級(準講師):許状は「行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)」「大円草(だいえんのそう)」「引次(ひきつぎ)」
4.講師:許状は「真之行台子(しんのぎょうだいす)」「大円真(だいえんのしん)」「正引次(せいひきつぎ)」
5.専任講師:許状は「茶名(ちゃめい)」
6.助教授:許状は「準教授」
そう・・私が今回取得したのは5番目に記載した資格、ということになります(^_^)
思えば遠くに来たもんだ〜
資格に釣り合わない実力なので、少し(かなり)努力が必要だな、と意を新たにしたmakimakiでした・・・
さあ、明日も行事が盛りだくさんです!
ガンバロウ〜